マミヤの忘備録

ラップ、映像、その他諸々について記したいなぁと思ってます。

『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#12「光の海」感想

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あらすじ

 「行ってきます!」―――浦の星女学院をあとにして、ついにAqoursは憧れの場所へ。

 東京に到着し、まず向かうは神田明神。決勝のために祈りを捧げる。絵馬を眺めると、浦の星の生徒たちが優勝を祈願したものがいくつもあることに気づく。そして同時に他のスクールアイドルもまた優勝を目指していることを意識する。

 そこにSaint Snowの二人が現れる。聖良は、千歌に以前投げかけられた問いを返す―――「勝ちたいですか?」

 旅館につき談笑する一行。千歌は「これでいいんだよね。優勝して。浦の星の名前を残して。」とつぶやく。みんなが沈黙する中、曜が押入れから枕を取り出し投げつけ、そこから全員を巻き込んでの枕投げに発展する。

 2年生だけで会話する中で千歌は「行きたかった?音ノ木坂」と梨子に聞く。梨子は「少しだけ」と返す。すると千歌は、明日は現地集合にして、行く場所はみんなの自由にしようと提案する。

 千歌はメンバーそれぞれに「勝ちたい?」と問う。答えはそれぞれだが「勝ちたい」気持ちは一緒。

 決勝当日、千歌は秋葉原の地に降りる。すると曜もやってくる―――ここがAqoursにとっての始まり場所。

  曜が手に持ったチラシが風にさらわれる。追いかけるうちにUTXのモニター前まで来ていた。千歌は曜に問う―――「勝ちたい?」

 「もちろん。やっと一緒にできたことだもん…だから、いつもの千歌ちゃんでいいんだよ。未来のことに臆病にならなくていいんだよ。」

 梨子もやってくる。「ピアノは弾けた?」と曜。晴れやかに「もちろん!」と応じる。千歌は梨子にも同じ問いを投げかける。

 「勝ちたい!この道が間違いじゃなかったって証明したい!精一杯、心から、スクールアイドルをやりたい!」と三人で抱き合いながら梨子は叫ぶ。

 曜と梨子も問う―――「千歌ちゃんは、勝ちたい?」

  "0"が記された紙を掲げる千歌。「0を1にして。そのままでいいんだよね。普通で。怪獣で。それで今があるんだよね。私も全力で勝ちたい!勝って"輝き"を見つけてみせる!」

 千歌は風にさらわれる紙を見送りながら「ありがとう」とつぶやく。

 アキバドームへと向かうAqours。だんだんとメンバーが集まる。歩道橋を駆け上がり青空の下で、千歌・曜・梨子・花丸・ルビィ・善子・ダイヤ・果南・鞠莉は円陣を組む。

 「0から1へ!1から、その先へ!」

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#11「浦の星女学院」感想

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あらすじ

 ゲートを作る千歌たち、見上げるとそこには"閉校祭"の文字。浦の星の全校生徒の願いで最初で最後の閉校祭が催されることになった。

 各々準備を進めていたが、千歌の家の愛犬・しいたけの登場で学校中がめちゃくちゃに。修理にも時間がかかり、下校までに到底終わりそうにないと判断した鞠莉は、夜遅くまでかかったとしても小原家の力で全員を家に帰すと約束。

 日も落ちた頃。一人で作業していた曜のもとに千歌がやって来る。こんな時間がずっと続けばいいのにとつぶやく千歌。曜は「私、千歌ちゃんにずっと憧れてた」と想いを告げる。その後、「おばあちゃんになるまでずっと続けよっか!」とおどけて二人は笑い合う。

 メンバーそれぞれの催し物は、千歌と梨子が大正喫茶、曜と果南が浦の星アクアリウム、ダイヤとルビィがスクールアイドルクイズ、善子と花丸が占い、鞠莉がシャイ煮プレミアム、と様々。

 花丸が占いに興味はないかと千歌のもとを訪ねてくる。案内された教室は真っ暗で善子が待ち構えていた。先に呼ばれていた梨子がピアノを鳴らし、千歌は善子に"Aqoursの未来"を占ってもらう。

 千歌が外の出店を見ていると姉二人に遭遇。二人は当時の"匂い"のままと懐かしげに語る。屋上からよしみに呼ばれ見上げる千歌。そこにはむつたちがバルーンで作ったハートが立っていた。「浦女ありがとう」という言葉も。バルーンが空に放たれる中、Aqoursは二度と戻らないときを想い、まだ見ぬ明日を期待し、今を精一杯楽しもうとしていた。

 閉校祭の最後、キャンプファイヤーを囲みながら挨拶する鞠莉。自分にとってこの学校がどれだけ大切だったかを語るが言葉に詰まり、「ごめんなさい」と涙を流す。

 それを見たむつは「Aqours!」と呼びかけ、他の生徒もだんだんと声を上げる。全校生徒の声を受け、ダイヤに背中を押された鞠莉は感謝を述べて、全校生徒、集まってくれた人たちと「勇気はどこに?君の胸に!」を大合唱する。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#10「シャイニーを探して」感想

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あらすじ

 幼い頃、鞠莉はダイヤと果南を連れて星を見に行った。片手に星座早見表を持って。そのときは曇天で星を見ることはできなかったが、果南が早見表に流れ星を描く―――そんなことを思い出しながら鞠莉は願う「ずっと一緒にいられますように」

 年も明けて、正月からラブライブ!決勝に向けて特訓をするAqours。コーチとしてSaint Snowがやってくる。聖良と理亞は浦の星女学院が今年度で統廃合を迎えることを知り、練習への熱がさらに燃え上がる。

 練習中、父から連絡が入る鞠莉。その内容は、浦の星の統合先の学校の理事をやらないかというものだった。春からも鞠莉と一緒だと喜ぶ千歌だが、鞠莉はその申し出を断ったという。春からは父が前から勧めていたイタリアの大学に行くことにしていた。

 海岸に佇む2年生。否が応でもAqoursの今後を意識せざるを得ないが、「ラブライブ!が終わるまでは考えちゃいけない気がする」と千歌は言う。それが、卒業する鞠莉、果南、ダイヤ、そして浦女のみんなに対する礼儀だと。

 淡島のトンネルを歩く3年生。鞠莉と同じくダイヤと果南も進路を決めていた。ダイヤは東京の大学に推薦が決まり、果南は海外でダイビングのインストラクターの資格を取るという。何も言わなかったせいでケンカしたのに相変わらず、と自嘲するダイヤ。

 トンネルを出る3人。小さい頃の鞠莉のおてんばな話が飛び出る。「ダイヤと果南と遊んじゃいけないならパパもママも勘当します!」と言ってのける鞠莉。2人のおかげで広い世界を知れたと感謝を述べる。降り始める雨、流れ星にお祈りできなくていいの?と果南は問い、提案する。「探しに行こう!私たちだけの星」

 鞠莉の運転する車でAqoursのメンバー全員を連れて星を探すことに。山間部を通り駐車場へ。雨の勢いは止まない。千歌は鞠莉の星座早見表を手に取り雨天へと手を伸ばす。「晴れなかったら神様も勘当デース!」9人全員が早見表をかざす。すると、雲が晴れ、まばゆいほどの星空が現れる。メンバーは想い想いの願いを祈るのだった。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#9「Awaken the power」感想

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あらすじ

 理亞の力になりたいと花丸と善子に相談するルビィ。2人が協力してくれることに。姉の力を借りずに自分たちでやらねばと、Aqoursのメンバーに詳細は話さず1年生だけで函館に残る。

 理亞の部屋に泊まる1年生。部屋にあった雪のオブジェを見つける。理亞はそれを姉様との思い出と言う。それは幼い頃に雪の中でスクールアイドルになることを約束した始まりの結晶だった。

 姉の話題で熱くなるルビィや、聖良に対して丁寧に会話をする善子を見て感心する花丸。まだ見ぬ力が自分たちにも眠ってるのかもとルビィは言い、それを曲のテーマにすることに。夜遅くまでかかったが何とか曲を完成させる。

 クリスマスフェスティバルに出るため選考会へと行く一行。姉がいないことに不安を隠せず、緊張から言葉を詰まらせてしまうルビィ。改めて姉に支えられていたことを感じ、前を向き自分たちの言葉でコンセプトを説明する。面接後、理亞の同級生に出会うが、理亞は人見知りとライブ失敗の後ろめたさから隠れてしまう。ルビィはライブを行う意志を同級生に告げる。同級生たちは理亞が活動を続けることに安心し、理亞はそう想われていたことに涙する。

 フェスティバル参加が決まり、ルビィと理亞はダイヤと聖良を函館ロープウェイまで招待する。「私たちだけで作るステージを見てください」一人立ちの証明のために宣言する2人。姉たちは嬉し涙を持って受け入れる。

 さらに、ダイヤと聖良に内緒で函館まで来ていた千歌たちのサプライズにより、11人のグループ―――"Saint Aqours Snow"としてパフォーマンスを行う。

 理亞は「やっぱりSaint Snowはおしまいにする。姉様との思い出だから」と言い、新しくグループを作る意志を伝える。妹の成長を見届け、姉は静かに祝福するのであった。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#8「HAKODATE」感想

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あらすじ 

 Saint Snowの厚意で北海道地区予選の観覧に招待されたAqoursは函館の地に降り立つ。

 控え室にて、聖良は前に会ったときの非礼を詫び、決勝で会うことを約束する。千歌もその宣言に受けて立つ。理亞は本番前の緊張からか一言も発さない。

 そしてSaint Snowの出番―――。

 2人は衝突し転倒してしまい、その影響で予選敗退となってしまった。Aqoursは2人の学校に立ち寄る予定だったが、気持ちを考えてそっとしておくことに。しかし偶然入ったお店にSaint Snowの2人が務めていた。ルビィは涙で枕を濡らす理亞を見てしまう。その後、聖良が「理亞には次がある」と諭すが肝心の理亞は「絶対にいや!」と頑なに拒否する。

 2人のお店を出て、喫茶店で話す一行。理亞の反応について話しているとルビィが「お姉ちゃんがいなくなるのがイヤなんだと思う」と言葉をもらす。感心するメンバーの視線を受けて、しゃべりすぎたと感じ、思わず外に逃げ出すルビィ。姉のダイヤが追いかける。

 2人きりになった姉妹がAqoursのこと、お互いのことを語り合う。「ルビィを置いていかないで」と素直に寂しい気持ちを吐露する。ダイヤは「ルビィは成長しました」と言い、自分からAqoursに入ることを決めたのが本当にうれしかったと、当時の気持ちを伝える。

 ルビィは意を決して理亞を呼び出す。ひょんなことから姉についての口論になるが、それでお互いに姉のことが大好きなのだと再確認する。「お姉ちゃんはルビィが一人でがんばってるのがうれしいみたい」とルビィなりに理亞を励ます。「そんなことわかってる。でも、最後のラブライブ!だったのに」と目に涙を浮かべる理亞。「最後にしなければいいんじゃないかな!」とルビィは提案する。

 2人はクリスマスツリーの下で、一緒に曲を作って大好きな姉に届けることを決める。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#7「残された時間」感想

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あらすじ

 地区予選をAqoursはトップで通過。アキバドームでのラブライブ!決勝が決まる。しかし入学希望者はまだ目標まで達していない。千歌たちは浦女に戻ることに。

 鞠莉が父にかけ合い、期限を明朝5時までに引き延ばした。徐々に増える入学希望者。鞠莉とダイヤの計らいもありメンバー全員で学校に残り見守る。

 迫るタイムリミット。"98"まで希望者が集まるが、時刻は5時になり、無情にも募集は打ち切られる。あらゆる手を尽くしたが、"100"に到達できなかった事実に打ちひしがれる。

  心機一転、前を向こうとするが、みんなどこか納得できておらず、各人で今一度考えることに。

 朝、屋上に来たメンバーたち。みんなの気持ちは一緒だった。「学校を廃校から救えなかったのに輝けない」と辞退しようとする。

 「なら救ってよ!」校庭から声がする。むつたち全校生徒が集まっていた。廃校を阻止することだけが学校を救うことじゃないと言い、千歌たちに懇願する。「浦の星女学院、スクールアイドル"Aqours"―――その名前をあの舞台に永遠に残して欲しい。Aqoursの名前と共に!だから輝いて!」

 浦の星女学院全校生徒の想いがひとつになり、千歌はぶっちぎりで優勝することを誓う。

 風に巻かれた羽が青に染まり、空に舞っていく。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!(2期)』#6「Aqours WAVE」感想

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あらすじ

 次は前の大会で突破できなかった地区予選―――そしてその大会当日が鞠莉の父親から告げられたタイムリミット。順位の結果は会場とネットの投票で決まるが、生徒数の少ない浦女は不利な状況を強いられる。

  Aqoursは圧倒的なパフォーマンスで数の不利を覆さなければならない。果南の考えたフォーメーションに活路を見出そうと鞠莉とダイヤは果南を説得する。しかし2年前の鞠莉のケガの原因でもあるため果南は認めたがらない。練習の日、千歌は「自分たちの道をまだ形に出来てない。形にしたい」とメンバーに語りかける。良い機会だとダイヤが果南の秘蔵のフォーメーションの話をする。乗り気ではない果南だが、千歌の気迫に押されダンスノートを渡す。

 センターの負担が大きいフォーメーションなだけあり、千歌のフリがなかなか完成に至らない。しばらく経ったあとに果南から明日の朝までにできなければやめにしようと告げられる。

 曜と梨子に見守られながらも成功できない千歌。フォーメーションの練習で傷だらけになったメンバーたちが集まる。

 「私、まだ何もできてない」と悔しがる千歌。「自分のことを"普通"だと思いながら諦めずに挑み続けるってすごいことよ」と梨子、「そんな千歌ちゃんだから今のAqoursになった。がんばろうって思えた」と曜が励ます。そして約束の時間。果南がやってくる。千歌は奇跡の波に乗り、"Aqours WAVE"を完成させる。

 

 

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