マミヤの忘備録

映画やアニメの感想など自分の趣味について記したいなぁと思ってます。

『ラブライブ!サンシャイン!!』#1「輝きたい!!」感想

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あらすじ

 静岡県沼津市内浦――そこにある高校、浦の星女学院に通う高海千歌

 「普通」な生活を送る彼女は、東京へ赴いた際にスクールアイドル「μ's」の存在を知り、衝撃を受ける。

 非公認でスクールアイドル部を発足し、幼馴染の渡辺曜と共に部員集めに奔走するが生徒会長の黒澤ダイヤをはじめ、さまざまな困難に直面する。

 突破口が見えない彼女たちだったが「奇跡」の出会いが物語を動かしていく―――。

 

 

 

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感想

 プロローグにふさわしい第1話でした。

 後にAqoursのメンバーとなるキャラが9人いることもあり、キャラ紹介とテーマを提示する話数です。物語はスタートラインに立つところまでですが、個性豊かなキャラと演出で賑やかな話数になっています。時系列順に話を進めるのではなく、雲の動きや小道具で時間の経過を表す手法は物語のテンポをよくしていました。

 1年生の愛らしさと、3年生の因縁、それぞれ学年ごとに違う雰囲気を漂わせていますが、今回は主人公の千歌をはじめとした2年生がメインの話となっています。

 要所で挿入される千歌のモノローグが物語全体のテーマを表しているように思います。何も持っていない「普通」の人だとしても、憧れに導かれて輝こうとすることはできる、それを証明する物語――その先に何があるのかは後の話数で提示されることになります。

 千歌を見ていると、くすぶり続けて色々と諦めていることーーそしてそれに自覚的なところに共感を抱いてしまいます。千歌が自身を客観的に見ていて、何かに真剣になりたいのに、やりたいことも才能もなく、自嘲気味に自らを捉えている部分は自己肯定感を持ちづらい今の時代に生きる私にも何か刺さるものがありました。

 梨子と初めて出会う場面でμ'sの面々の「普通なところ」が衝撃だったと語るのですが、何もないというベクトルが反転して、普通な自分でも何かできるんじゃないかという勇気に変わる瞬間はくすぶり続けた分が溢れてるようで気持ちいいです。梨子と曜がそれぞれ千歌の姿を見て影響を受ける場面は、まさに千歌とμ'sのそれと同じで輝きが伝染していってるかのよう。

 ダイヤの圧力により、スクールアイドル部の正式な発足・活動はまだ先になりますが、曜が共に活動を決心する場面は全話見た後だと感慨深いものがあります。千歌の真剣さに触れて「小学校の頃からずっと思ってた。千歌ちゃんと一緒に夢中で何かやりたいなぁって」その想いが溢れるところは第1話のハイライトの一つです。

 梨子が転校してきて、スクールアイドルへの勧誘が断られるところで終了(しかも挿入歌で爽やかに閉めたあとに)という幕引きですが、次回は梨子の話に移っていくことになります。

 

 

 

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楽曲紹介

1.「青空Jumping Heart
作詞:畑亜貴
作曲:伊藤賢/光増ハジメ
編曲:EFFY
歌唱:Aqours

 『ラブライブ!サンシャイン‼︎』第1期のOPテーマ。OPというとアニメ作品の顔といっても過言ではないぐらい、重要な楽曲だと思うのですが、ばっちりサンシャインという作品を表現できていると思います。

 イントロは内浦の抜けるような青い空を想起させる爽やかさがあります。BPMが早いのも、はやる鼓動を抑えられないみたいで良いなと。ダンスは腕や足、身体をまっすぐ伸ばすところが印象的。サビのラスト「何が起こるかわからないのも楽しみさ」という初期衝動の塊のような歌詞が大好きです。

 

2.「決めたよHand in Hand
作詞:畑亜貴
作曲・編曲:渡辺拓也
歌唱:高海千歌(cv.伊波杏樹)、桜内梨子(cv.逢田梨香子)、渡辺曜(cv.斉藤朱夏)

 第1話の挿入歌(実質的なED)。「Hand in Hand」のコーラスが印象的な楽曲で、情熱の芽生えを感じるけど何をしていいかわからない、なら手を繋いで一緒に変わっていこう、という内容。「かわれかわれって今日から、新しい世界へと」と叫ぶ彼女たちの願いやいかに……。3人編成のダンスということもあり、頻繁に変わるフォーメーションや、3人のコンビネーションが楽しめます。サビで両手をクルクル回すところがお気に入りです。

 

3.「START:DASH‼︎」
作詞:畑亜貴
作曲・編曲:佐々木裕
歌唱:μ's 

 前作『ラブライブ!』第1期の挿入歌。スクールアイドルを知らない梨子のために、千歌がライブ映像を見せるという形で流れました。前作シリーズではμ'sの初めてのライブで歌われました。軽やかなピアノの後にソリッドなギターの音色が入ってくるイントロ、そしてその直後に内田彩さん演じる南ことりの繊細かつ芯のある歌声が入ってくる構成は秀逸の一言。

 千歌が初めてμ'sを見たときに歌われていた楽曲ですが、「0から1に」していこうとするサンシャインの物語に示唆めいたものを与えていて、上手い演出だなと思います。

 

 

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 第1話の推しのイチオシの表情!また次回の感想でお会いしましょう♪