こんにちは。マミヤ(@mamiya_7)です。
『マイ・インターン』を観てきました。本作は『プラダを着た悪魔』の精神的続編を思わせる雰囲気があって、前々から気になっていました(公式の推し方もそうですが)。そして『プラダを着た悪魔』を見返して本作に臨みましたが、その差異も含めて楽しめるいい映画でした。
以下、本作と『プラダを着た悪魔』のネタバレ込みこみのレビューなのでご了承くださいまし。
最初に主役二人の関係性から見る本作のテーマの考察、その次に『プラダを着た悪魔』との比較です。
――――――
お話はこんな感じ。
あらすじ
家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEOであるジュールズ(アン・ハサウェイ)は、女性なら誰しもがあこがれる華やかな世界に身を置きながら、仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵にかいたような人生を送っているかに見えた。しかし、彼女に人生最大の試練が訪れる。そんな悩める彼女のアシスタントとして、会社の福祉事業として雇用することになった40歳年上のシニア・インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる。人生経験豊富なベンは彼女に最高の助言を与え、2人は次第に心を通わせていく。やがて彼の言葉に救われたジュールズは、予期せぬ人生の変化を迎える……。(Movie Walkerより)
仕事と家庭の物語
本作は、仕事と家庭をどう両立させるのか、もしくはどう折り合いをつけるのかということを描く。『プラダを着た悪魔』では、仕事の鬼となって家庭が破綻していくミランダを間近に見て、主人公のアンディは彼氏のもとに戻っていくというオチが用意されていたけど、今回の落としどころはそうではない。
続きを読む