マミヤの忘備録

映画やアニメの感想など自分の趣味について記したいなぁと思ってます。

『ラブライブ!サンシャイン‼︎』#4「ふたりのキモチ」感想

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あらすじ 

 初ライブを地元の人たちの協力もあり大成功に納めたAqours。晴れて部活としての承認を得る。
 彼女たちの姿を見て憧れを抱くルビィだったが、姉のダイヤに気を遣って行動できないでいた。それを見かねた親友の花丸に誘われて、スクールアイドル部に一緒に体験入部することに。
 神社の過酷な石段でのランニング中。花丸にペースを合わせていたルビィだったが、花丸に「他人に合わせるんじゃなく、自分の気持ちを大事にしてあげて」と激励され、一人で駆け出していく。
 花丸は神社の道中にダイヤを呼び出し「ルビィちゃんの気持ちを聞いてあげてください 」と伝え、その場を離れる。その後、下りてきたルビィが姉に本心を打ち明け、晴れてスクールアイドル部に入部。
 「これでマルの物語はおしまい」ルビィをスクールアイドルにさせたことで役目を終えたと、一人で図書館に戻る花丸だったが、ルビィの「花丸ちゃんと一緒にスクールアイドルをやりたい」という気持ちを受けて花丸もまた入部するのだった。

 

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『ラブライブ!サンシャイン‼︎』#3「ファーストステップ」感想

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あらすじ 

 梨子がメンバーとなり、練習に明け暮れる千歌たちの前に浦の星女学院の生徒兼理事長になった鞠莉が現れる。体育館でライブを行い、人を館内いっぱいに集められたらスクールアイドル部の設立を承認すると提案する鞠莉。二つ返事で条件を飲んだものの、全校生徒だけでは満員にできないことに気付く。

 千歌の姉、美渡に宣伝してもらうよう頼んだり、チラシを配ったりと奔走。チラシ配りで偶然会ったルビィと花丸にグループ名を尋ねられたことがきっかけで名前を考えることに。

 砂浜でグループの名前案を書いているときに「Aqours」の文字を見つける3人。誰が書いたかもわからないが、それに魅かれグループ名はAqoursに決定。

 ライブ当日。天気は嵐。ステージへと向かう3人だが、客足はまばら。それでも懸命にライブを行うも、突然の停電によりライブ自体も止まってしまう。

 心が折れかけたそのとき、ぞろぞろと館内に人影が増えていく。チラシの情報が間違っており、時間がずれていたのだった。館内を人が埋め尽くしていく。停電もダイヤの用意したバッテリーにより復旧し、ライブは見事に成功。

 ダイヤから「今までのスクールアイドルの努力と町の人たちの善意による成功」だと厳しい言葉を投げかけられるも、その言葉を受け止めた千歌は「でも見てるだけじゃ始まらない。今しかないこのときを輝きたい」と高らかに宣言するのだった。

 

 

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『ラブライブ!サンシャイン‼︎』#2「転校生をつかまえろ!」感想

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あらすじ

 梨子に断られてもめげることなく勧誘を続ける千歌だが、誘えば誘うほど梨子の態度は硬化していく。

 部の正式な発足も相変わらずダイヤは断固拒否。問答する中でダイヤもμ’sのことに詳しいことが判明するも、認めてもらうことは叶わず。

 海岸で偶然会った梨子の「海の音を聴きたい」という言葉を受けて、スクールアイドルとは関係なしに海へダイビングすることに。果南のボートで沖へと向かい、千歌・梨子・曜の3人で「海の音」を聴くことに成功。

 心境の変化もあり梨子が作曲として加入するも、歌詞がないということに気が付く。頭を悩ませる千歌だったが「スクールアイドルを好きな気持ち」を詩に込めることで作詞を進める。

 ピアノもあまり上達しなくなり、何をしていても楽しくないと心情を吐露する梨子に、「スクールアイドルをやってみる」ことを提案する千歌。ピアノを捨てるのではなく、また笑顔で弾けるように。再起に向けて気持ちが重なる―――。

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!』#1「輝きたい!!」感想

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あらすじ

 静岡県沼津市内浦――そこにある高校、浦の星女学院に通う高海千歌

 「普通」な生活を送る彼女は、東京へ赴いた際にスクールアイドル「μ's」の存在を知り、衝撃を受ける。

 非公認でスクールアイドル部を発足し、幼馴染の渡辺曜と共に部員集めに奔走するが生徒会長の黒澤ダイヤをはじめ、さまざまな困難に直面する。

 突破口が見えない彼女たちだったが「奇跡」の出会いが物語を動かしていく―――。

 

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『ラブライブ!サンシャイン!!』感想マラソン!の前に……

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 遅ればせながら今年になってハマったTVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』。その2期放送直前を記念して、1期の感想マラソンをしていこうと思います!

 各話感想の前に、まずは前提として『ラブライブ!サンシャイン!!』の概要について、そしてスクールアイドル「Aqours」(読みはアクア)について解説していきます♪

 

 

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映画レビュー『CASSHERN』キャシャーンがやらねばならなかったのか

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CASSHERN

2004,日本

配給 松竹

スタッフ
監督・脚本・撮影・編集 紀里谷和明
プロデューサー 若林利明
脚本 菅正太郎、佐藤大
美術 林田裕至
撮影 森下彰三
照明 渡部嘉
衣裳 北村道子
音楽 鷲巣詩郎
主題歌 宇多田ヒカル『誰かの願いが叶うころ』

キャスト
伊勢谷友介
唐沢寿明
麻生久美子
寺尾聰
樋口可南子
小日向文世
宮迫博之
佐田真由美

 

概要

タツノコプロが誇るSFヒーローアニメを原作とした実写化映画。戦争や公害で荒廃した世界を舞台に、新造人間として生まれ変わった東鉄也が奮闘する。終末へと向かう世界を止められるのか。監督は本作で長編映画初監督となった紀里谷和明、主題歌は監督の当時の妻である宇多田ヒカルが担当。

 

 

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たった一つの命を捨てて
生まれ変わった不死身の身体
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば誰がやる

 

 

スチームパンク風な世界観と派手なアクション、そして原作オマージュのナレーションで飾られた本作の予告編を見て、わりと心躍った人も多いのではないかと思う。しかし、本編で描かれるのはとんでもないほど厭世的な物語で、そこには上記の口上のようなヒロイックな要素はほとんどない。いや意識的に廃していると言ってもいいだろう。ヒーローアニメ原作とは思えないほどの凄惨な展開には原作ファンのみならず面食らったに違いない。原作アニメとは似ても似つかないほどに変更や脚色が施された本作の一般的な評価は、文春きいちご賞を受賞したりとあまり高くない。

 

ここからはネタバレもしていきます!

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見つめる貴女が愛おしい『キャロル』映画レビュー

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キャロル(原題:Carol

2015年,アメリカ、イギリス
配給 ファントム・フィルム

スタッフ
監督 トッド・ヘインズ
製作 エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー、クリスティーン・ベイコン
製作総指揮 テッサ・ロス、ドロシー・バーウィン、トーステン・シュマッカー、ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、ダニー・パーキンス、ケイト・ブランシェット、アンドリュー・アプトン、ロバート・ジョリフ
原作 パトリシア・ハイスミス
脚本 フィリス・ナジー
撮影 エド・ラックマン
美術 ジュディ・ベッカー
衣装 サンディ・パウエル
編集 アフォンソ・ゴンサウベス
音楽 カーター・バーウェル

キャスト
キャロル・エアード ケイト・ブランシェット
テレーズ・ベリベット ルーニー・マーラ
アビー・ゲーハード サラ・ポールソン
ハージ・エアード カイル・チャンドラー
リチャード・セムコ ジェイク・レイシー 

概要
1950年代のニューヨークを舞台に、人妻のキャロルとデパート店員のテレーズが出会い、抑えることができないほど互いに惹かれあう姿が描かれる。原作は『太陽がいっぱい』などで知られるパトリシア・ハイスミス。英アカデミー賞ゴールデングローブ賞などの各賞を受賞したりと評論家からの評価も高い一作。

 

この作品の魅力はなんといっても、キャロル役のケイト・ブランシェットとテレーズ役のルーニー・マーラの好演にある。余裕のある佇まいのキャロルとまだあどけなさが残るテレーズのほほえましいやりとりは両女優だからこそ出せるものだろう。

物語の展開は二人の関係に収束されており、互いの環境なども描かれるがそれがメインではない。政治的なメッセージを過度に押し出さず展開されるからこそ、この物語は普遍的な愛の物語として広く受容されるのだろう。

また対照的に、時代に翻弄される者たちの物語としても受容することができる。二人の関係を描けば描くほどに時代の制約を感じさせ、その関係のままならなさには監督の問題意識が伺える。メッセージを押し出すのではなく、浮かび上がらせるように鑑賞者に提示する展開は監督の演出の妙だ。

デリケートな事柄を題材にしながらも、多面的な見方が可能なところが本作のすばらしさを物語っている。

 

ここからは物語の結末部にも触れますのでご注意を!

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