あらすじ
地区大会では惜しくも決勝にはいけなかったが、生徒たちの表情は暗くはない。それは入学希望者を増やし「0を1に」することができたからだ。2学期を迎え、次のラブライブ!に向けてAqoursは心機一転、優勝を目指す。
そんな中、鞠莉のもとに父から連絡が入る。統廃合が正式に決定し、来年度の募集を打ち切るというものだった。困惑するメンバーたち。すでに2年前から統廃合の話が持ち上がっており、今度こそ決定を覆すのは難しい。
「あのときラブライブ!の予選に勝てていたら…」ともしもを夢想する千歌。失意の中で床に伏せるが、紙飛行機が輝きへと向かう夢を見る。早朝、目覚めてすぐに学校に駆け出す千歌。校庭に着いた千歌は空に「ガオー!」と咆哮する。まだ朝日は見えない。千歌は奇跡を起こすまで泣かないと自分に言い聞かせる。
他のメンバーも校庭に集まる中、「無駄だったとしても最後まであがきたい」と説得し、全員の気持ちが重なり合う。山から太陽が昇り始め、千歌はみんなと"奇跡"を起こすことを誓うのであった。
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